ダサい日本文化と日本人イメージ、ただし、それを覆したものは最高にクール

投稿者: Auther | 3 年, 4 ヶ月 前 | 0 のコメント

人生をやり直せるならどうしますか。

仮にやり直せるとしてそのあと価値のある人生にできる人間がどれほどいるだろうか。ほぼ皆無である。なぜなら目指しているものがダサすぎるのである。多くは人の目を気にしたマウントの取り合いで人生を終わらせることになるだろう。もう少し勉強したら医者になれていた、こうすればもっと成績が伸びていた、その程度の反省しかないだろう。普段から何も考えていない証拠である。何度輪廻転生しても無駄。他人に捧げる人生を送ることになる。最悪なのはその人生を自分の子供たちにも引き継がせてしまうことである。自分の得た経験や知識が低いと、そこから導き出されるインサイトは他人にうらやましがれるようなものを価値のあるものとしか考えられず、それを子供に押し付けてしまう。子供もその世界観でしか物が見えなくなる。自分で考える能力は残念ながら低いため、受け入れるしかないのだ。

では自分はどうだろうか。前世より価値のある人生を歩むことができるだろうか。これは確実に答えはYESである。もっと冒険的な人生を歩むことを実践するからである。人は大人になればより、保守的になり、無難な人生について抗う気持ちが出てくる傾向にある。だがそういうマインドでは絶対に幸福にはなれない。多くの人は不幸でない人生を求めるが、不幸はどこにでも存在し、いつ自分の身に降りかかるかわからない。勉強していい大学に入ろうが、それだけで満足できる職業に就くことは不可能である。会社内でもまた競争である。昇進できるのも一部、昇進しても給料がいいだけで、仕事内容が良くなるわけではない。家庭を持ったとしてもどんな子供が生まれるかもわからないし、忙しければそこに割ける時間もない。あのときああしておけばなどという甘い考えで切り抜けられるほど人生は簡単ではないのだ。

冒険的な人生、自分にとってそれは留学である。一般的なアメリカ人から見れば残念ながら日本人=ダサいである。まずもてないと思っていい。女性の場合は大抵体目的であり、決してモテているわけではない。アメリカでは女性はスタイル重視で判断されるため、華奢な日本人女性がモテるということはあり得ないのだ。ここは注意しておいたほうがいい。学校へ行けば差別は思いっきりされる。多くの人にとって日本のイメージとしてはまずもって皆無。なんならただの中国の一部。人によっては日本という存在すらないと思っていい。あったとして寿司、相撲である。小学生であれば目が細いことをバカにしてくるだろうし、忍者の真似をさせられるかもしれない。逆境に打ち勝つためにホワイトウォッシュする選択もある。見た目は日本人でもしぐさ、言語を限りなく白人に近づけるのである。ここに自分という個は存在しない。ただしこれでは尊敬されないだろうし、単に日本で群れているのと何ら変わりない。

この若年時代にカッコいいと言われれば最高の名誉と勲章である。日本であれば同じような住環境かつ顔がやたらと重視されるため、いくら努力を重ねたところで、同性・異性から高評価を受けることはかなり難しい。勉強ができようが、ギターが弾けようがもう顔が普通であればもう普通の人である。ところが国を変えればどうだろう。日本人=ダサいという固定観念を持った白人たちの評価を覆したときその見た目の違いが何倍にもなって輝いて見えるようになる。すごくカッコいい日本人像は英語は多少ハンデがあるが、日本人としてのコミュニティがあり、かつ難なく現地に溶け込んでいる人である。こうなるには例えばスケボーができたり何か価値観を共通化し、それを基盤に繋がりを持てる人である。日本人というハンデが逆にミステリアスなイメージを醸し出し、興味をそそらせる。別の国にルーツがあるということが、その国の外国人にとってはうらやましいという感情に切り替わるのだ。なぜなら自分にとってはないものだし、努力しても持てるものではないのだから。こういう人は日本人からは間違いなくモテるだろうし、外国人にも大いにチャンスはあるだろう。

前置きが長くなってしまったが、実はそんなことをまじめに言いたいわけではない。カッコいい日本人がいたので単に紹介したいだけであった。

日本の音楽ダサいです。海外の人は誰も聞きません。そんな中、90年代めちゃめちゃカルト的な人気を誇るミュージシャンがいました。知る人ぞ知るNujabesです。海外インディーズ系のミュージシャン好きなのでよく聞いてはいるのですが、インディーズHIPHOPとなると好みのジャンルがずれてこれまでエンカウンターすることができていませんでした。せっかく同時代に生きていたのにもったいない。生き方、音楽に対する姿勢も素晴らしいのですが、何より日本では人気なくて海外でとても人気があるというところに好感が持てる。音楽は日本的な要素を持ちつつ、うまくHIPHOPの要素をミックスしたというこれまでになかったスタイルを確立したことにある。ダサいあの日本人ラップ感は皆無なので安心してみてほしい。

あまりメディアに出てくる人ではなかったので、人となりをそれ程詳しく語られることはないが、詳しくはここへ。

日本人として海外で評価される、これほどカッコいいことはないのである。それを体現した人であることは間違いない。

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