右記投稿者からの投稿を見る 12月, 2020
動詞によって後の節に不定詞をとるか動名詞をとるか選択基準は一般的に知られていない。こういう場合はすべて記憶せよ、ということになっている。メカニズムの背景を理解しないままの記憶など何の役にも立たない。
SVOOを構成する動詞群の中のリーダー格がgiveである。しかし、すべてがgiveと同様の使い方をするかというと実は違うことがある。
受動態の本当の意味を知ろう。
比喩というと「~みたいな」という使い方で日常使われている。比喩が使われる理由は、別のある概念を既存の概念で連想、想起させるさせる目的で使われる。適当な言葉がない場合や知らない場合、新たな言葉を作るより経済的・効果的にその概念を説明することができる。しかし、文化的な背景に依存した発想が多く、言語が変わるとなかなかその概念を話者と一致させることは困難である。例えば、「stand」。立つ、という意味であるが、I can't stand anymore.で我慢できない、という意味を表すことができる。これは立つ→支える、という意味の広がりからこれ以上支えられないという意味の派生で我慢できないという意味になっている。日本語では「立つ」から「支える」という意味の派生が全く捉えることができない。英語が難しい理由である。比喩はコメディーでも多々使用されるため、いわゆる「笑い」「ジョーク」といったものも理解することが難しい。英語学習とは本来こうした概念理解に努力を割くべきであり、単語を覚えたり文法問題を解いたりすることに労力を使ってはいけない。TOEICを何点取ろうが、こうした学習態度で英語を学び続ける限り生涯英語を実践的に使える知識を身に着けることはできない。