英語学習者のエスノグラフィー

エスノグラフィー:経験的調査手法を通して、人々の社会生活について具体的に整えられた記述。経験的調査の対比的な意味として統計的調査。統計的な調査とはある一つの事柄についてそれに当てはまる人数などで上から並べたような調査や結果である。だれが首相にふさわしいか、という質問を行い、多かった候補順に並べるような方法。

このサイトは英語学習者に英単語を効率よく覚えてもらうために作成しました。

同時に私の20年に渡る英語学習というフィールドワークを通して得られたものを皆さんにエスノグラフィー的にフィードバックしていくつもりです。

とはいえ、正直に申し上げて、英語を極めましたとはとてもいえた実力は持ち合わせていませんし、いまだに一介の英語学習者にすぎません。

それでも情報発信すべきと思ったのは、英語を学ぶ意義、そこにどれほどの時間が消費されるか、学習から得られるものは何かをしっかりと残す必要があると感じたからです。それは英語を極めたものでなくとも、学習を経験した人には可能です。

情報の価値は受け取ったものがどれほど活用できるかどうかです。

成功者は成功の方法や要因しか語りません。一方、敗者は一般的に発言の機会はなく、その敗因はその人の記憶だけで終わります。本屋に行けば、スポーツで成功した人、起業の成功者などの本ばかりです。そこにはまるでその方法を踏襲すれば同じ成功ができるかのように書かれています。まったくもってナンセンスです。お手軽に成功体験をトレースしたいのであればちょうど良いのでしょうが。

英語学習も同じです。英語資格試験高得点取得者のブログをいくら眺めていても実践的な情報は皆無です。それは英語を極めるというレベルが一般的に考えられているよりも遥か彼方にあるからです。はっきり言ってしまうと英語を日本語レベルまで高めるという目標はムリゲーです。私のフィールド調査から得られた極めて簡潔な結論です。成功者(と呼ばれる人)はよほどの能力者か日本で留学と同じような環境・機会を作ることができた稀な人だと思ったほうが良いです。お金で換算するのであれば、英語学習ほど報酬制の低い行為はないと思います。

一方で、資格試験で高得点を取らなければ希望の大学にも行けない、会社で昇進もできない、どうしても英語から逃げられない現実というものが存在します。私は英語学習を試験のための勉強としての受身的行動ではなく、もっと能動的なものとしてとらえるべきだと考えます。英語から得られる情報というものはかけがえのないものです。

異文化を学ぶことは人生経験において、多大な実りをもたらします。しかしこれらを言語化するのは多少難しい部分があります。そこで私が考える英語学習の意義を考えてここで表現してみたいと思います。あまりに独創的なため、怒りや反感を買うかもしれませんが、私は大した問題とはとらえてません。こちらの考えを押し付けるつもりは毛頭ございませんので、ご意見のある方は他の情報媒体でどうぞ。議論はいたしません。

当サイトにて、英語の基礎である英単語と文法をブラッシュアップしていただき、そのうえで単なる試験の点数ではなく、英語を通して一段上のポイントから物事を見て判断できる俯瞰的な価値判断ができるような方が一人でも増えればと願っております。

有限の時間の中で、無限の努力を強いられる英語学習の意義を見出すための一筋の光明になれれば。今後とも良質なブログ記事とworks(作品)を皆さんと楽しみながら作成していきたいと思います。

よろしくお願いします。

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目覚めよ!英語力