日本語と英語の違い

投稿者: Auther | 3 年, 4 ヶ月 前 | 0 のコメント

①焦点を当てる場所が違う

ここはどこですか? / Where am I ?

どちらも同じ意味である。ただしどのに焦点を当てているかが日本語と英語では異なっている。日本語では場所に焦点が当たっているのに対し、英語では自分の存在に焦点が当たっている。

車間距離を保つ /  Don't tailgate.

Don't tailgateの意味はぴったりとくっついて運転するなである。つまり英語では先行車両の最後尾に焦点が当たっているのに対し、日本語では前の車と自分の車との間の間隔に焦点が当たっている。

このように同じ意味を表わす場合でも、どこに焦点を当てるかで表現方法に違いが出てくる。これはもう慣れるしかない。直訳では不自然さが常に付きまとうのはこういった理由がある。

②英語と日本語では単語の意味の範囲が異なる

take care of = 「世話をする」と中学時代に覚えさせられたはずである。これだと子どもの世話をするという場合しか使えない。しかし英語ではもっと広範囲に使用される熟語である。この仕事しといて、支払はまかせて、ちょっとこの荷物みててくれる?、こういった場面でしばしば使用されるのがtake care ofである。元々のコアイメージは責任をもって何かに対処することである。こうしたコアイメージを無視して、派生した意味を羅列的に覚えるという無味乾燥な教育を行っているのが日本の英語教育である。この一つをとっても日本の英語教育下に置かれることがいかに害悪かお分かりいただけるだろう。英英辞典を使う利点はここにあってコアのイメージを提供してくれることにある。ただ、それを読み、理解するのはかなり骨が折れる。そこで作ったのが当サービスである。こちらでコアのイメージをまず定着させ、そこから出会うごとにその単語の意味の広がりを経験して行くのである。この方法でしかボキャビルは不可能である。

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