次の問題を考えてみよう。
1. In last week’s speech, Ms. Terrato ------- the main challenges the company will face over the next five years.
(A) described
(B) will describe
(C) describes
(D) was described
2. Mr. Imbaid ------- the Kendrick account until the company can hire a permanent manager for that project.
(A) manages
(B) will manage
(C) has managed
(D) managed
3. Mr. Hartley’s new book ------- the history of automobile manufacturing in India and is scheduled to be published on December.
(A) will cover
(B) to cover
(C) is covered
(D) covering
1.(A) まずは時間軸を把握する。comany will face ~ となっている。将来会社が向き合うである問題(予測)をdiscribe した。このdiscribeの時制を問う問題である。予測を書いたということはほぼ過去形のはずである。discribeという動詞はある一定の時間がかかる行為であり、現在形とはなんとなく相性が悪いと感じることができるだろうか。そういったことを考えるとdescibed がしっくりくる。多くの参考書はIn last week's speechとあるから、という説明で答えが導かれているが、こういう意味を無視した解説は無意味である。パターンを覚えこんでもおいそれと使えるものではないことはある程度勉強すればわかるはずだ。
2. (B) なかなか意味の取りにくい文であるが、解法は比較的簡単だ。until以下で一つの時間軸を構成している。can hireとなっているが、untilがあるためこれは将来のことを表している。未来形ではないが。将来のある時点までmanageしていなければならないと考えると将来について言及していると推測できる(will manage)。
3.(B)これもヒントとなる時間軸がある。and is scheduledとある。これで将来発行されるということがわかる。andで文がつながっているので、前方の文も未来(予測)でないとおかしいと感じることができる。動詞の原形はまだ起こっていないことを表すというコアイメージを持っておかなければならい。
参考書は時制問題についてマーカー(yesterdayとか)を見つけてそれに合わせるように動詞の時制を選べというが、そのようなことは不可能である。昨日という時間軸を持っていてもその時点では動いている可能性ものある(進行相)し、完了している場合もある(完了相)。そのような応用できない解法をいくら経験したところで英語力は伸びない。
次の問題を考えてみよう。
If the ship ________ fewer passengers, the crew would not have to share rooms.
(A)had
(B)have
(C)will have
(D)would have
the crew wouldでwillの過去形が用いられている。これは現実との距離感を表す。注意点として過去としてイメージを捉えてはならない。時間軸はあくまで現在。現在の時間軸を感じることができれば、過去にifしていればという意味が成り立つことが予測される。つまり正解は(A) hadである。仮定法もしっかりとイメージを捉えることができれば正解は自ずと導かれる。
乗客が少なければ、クルーは部屋を共有する必要はなかった。
次の問題を考えてみよう。少々難しい。
If it had not been for that team of consultants, our company ( ) in the red this year.
A. has been
B. would have been
C. was
D. would be
(B) if 文は過去の完了形相を形成しており、過去完了形相とif で仮定を述べている。したがって、主文で現実との相違を表現することになるので、would have been かwould beのどちらである。would beだと現在のことを表すため時間軸をワープすることになる。そのためここでは過去の現実との相違を示すwould have beenが正解なる。
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