嫌いなもの 邦楽、邦画(エンタメ系)
英語学習者は基本的に文化面はすべて海外由来のものにすべきで、日本産は肉・野菜だけにして知識情報はなるべく英語でインプットすべき。昨今の保守主義の台頭により多くのネトウヨから総バッシングを浴びるだろうが、関係ない。ちなみに保守主義といっても実態はアメリカ万歳主義であり、保守でもなんでもない、ただの日和見主義者である。政治的なスタンスを表すのは日本ではタブーだが、ブログ上なら問題ないであろう。一応自由の国とのことなので。
英語学習者なら多くの人が同じ考えだと思うが、邦楽、邦画は外れが多く、時間を無駄にすることが多いのでやめたほうがいい。面白くない上に、学ぶものや考える必要であるものが皆無である。これは視聴者のレベルに合わせていると製作者側から言われるかもしれないが、それも当たっている。美人を見せて、はい、美人でしょ、といわれるだけでどこに知性があるのか。一方で大衆はその程度の話題で何時間でも意見交換しあえる類稀な才能の持ち主たちである。中にはいいものもあるでしょ、と言われればそれもそうだが、そこにピンポイントで刺さる確率は極めて低い。トライしてもエラーの確率が高いとわかっていれば最初から見る気が失せてしまっている。
テレビをやめてYoutubeを見る人が増えているらしいが、それもそうだろう。低クオリティだが、より興味のあることをピンポイントで紹介してくれる。特に書くことがなくなれば、面白かった、役に立つ知識があったものをいくつか紹介するようなブログにすればいくらでもページを稼げるだろうし、それもしようかとも思うが、今は書きたいことがたくさんあってしばらくはやめておこうと思う。ただ、海外のコンテンツがもろ手を挙げていいのかと言えば、別にそうでもない。ただ、音楽に関しては音の広がり、いわゆるサウンドスケープに深みがあり、多様性がある。映画やドラマば展開が早く、リアリティ度が高い。実力のない俳優の過度の感情表現ほど見ていてつらいものはない。とはいえ、あくまでconsumed contentsであり、そこから何かを得ようとかそういう発想で書いているわけではないことは最初に言っておく。得たものはただの満足感である。
音楽に関しては、10代から20代前半にかけては勉強をすることと音楽を聴くことは同意だった。ヘッドホン🎧で聴きすぎて耳がおかしくなることもしばしばであった。ただ音楽がなければ勉強していなかったし、ある意味人生を変えてくれたツールでもある。今はそれほど聴きながら勉強はやらないが、それでもプログラミングや数学系、情報収集のための政治経済系の本だと音楽を聴きながらやることが多い。かつてランニング中に聞いていたが、今は聴いていない。汗でイヤホンが滑るのと、道路を走ると車が後ろから来るのが怖い、何より体の動かし方を少しずつ変えながら、これは楽だな、とか今肩に力が入りすぎているな、などと考えるようになると、音楽を必要としなくなった。あまり考える必要のないトレッドミルや筋トレでは聴いているが。このように20年ほど暇と軽い勉強をするときに必ずと言っていいほど聴いていたので、かなりウンチクがたまってしまい、どこかでいつか吐き出そうと思っていた。マイナーなジャンルであり、周囲にそれほど詳しい人がいるわけもなく、いたとしても深い話になるわけでもないので、一方的に情報発信できるブログでこれまでのストレスを発散しておこうと思う。
何か違ったものを探していた。最初は兄貴が聞いていた尾崎豊だったと思う。亡くなって話題になったから聴きだしたミーハー。ただ、周りでは一番最初にカラオケで歌いだしたと思う。当時まだ中学生だったと思う。かなりはまったが、今となってはただの演歌にしか聞こえない。日本の音楽すべてが演歌風であり、単に若者向けに編曲して楽器変えたものが、J-POPというものだと思っている。高校ぐらいでビートルズにはまり、それから60年代、70年代、80年代の音楽をもっぱら聞いていた。印象に残っているのはThin LizzyとかThe clashとか。T-Rex。デビットボーイは聴いていない。なんか売れてそうなものは徹底的に否定するマインドがここで作られたような気がする。まあ、Thin Lizzyもclashも売れているのだが。売れているというかビジネスの匂いがするものはダメだった。ローリングストーンズとかレンタルショップにあるようなものはかなり聴いていたと思う。買ったらCD一枚3000円程度もしたし、とてもじゃないが中高時代では手が出ない。まあ、悪くはないが、あえて聞く必要もないと思うので紹介はしない。かなり音がシンプルで慣れが必要。ただ昔の音楽を聴いていたから20代から聞き始めるインディーズ系の音楽もよく理解できたとは思う。
何はともあれ、ひたすらインディーズ系のアーティストを聴いていた。まずはSonic Youth。もう探していたのがこれだ!というぐらいドはまりした。Teenage Riotは何回聞いたかわからない。このバンドはここがいい的な感想はやめて、全体的な部分を書いていきたいが、何がインディーズ系のバンドが良かったかというと、本を読むのに邪魔をしないということ。もうこれに尽きる。日本語で歌われると歌詞が頭に入ってきて集中できない。かつ、必ずサビのようなものがあり、それが集中が途切れさせる。一方洋楽はボーカルが楽器のの一つのように頭の中で扱われ何を言っているのかは脳が勝手に無視してくれる。また、メロディーがワンパターンではなく、何回か聞くとだんだん味が出てきていい感じで集中を保ちながら、音楽も楽しめてしまう。インディーズは地域特性がはっきり出ていて、東部(NYとか)西部(LAとか)でも違うし、レーベルでは特に大きな違いが出る。音楽で等身大のアメリカを感じることができた。
選んだ基準としては、当時一枚聴いて次の月には必ず別のアルバムを聴いていた、ソロや別のバンドがあれば即購入していたという事実があるかどうか。
ダントツでBroken Social Scene. わかりやすく、かつ奥が深い、そして適度な疾走感。聞きたいものが全て詰まっている。関連するアーティストもどれも最高。Stars特に。と言っても20代の頃はどれを聴いてもいいと思っていたが、30代になると数回聞いてお蔵入りするというアーティストが増えたように思う。音楽サービスが充実してきて購入するハードルが下がったことも影響している。そんなトライ&エラーが多めになった時期にヒットしたのがこちら。
The Wedding Presentは活動歴は長いが、英国系ということもあり、これまで知らなかった。エレクトロニカ系やテクノ?のようなものも好きになりだした。ライブにも何度か行くようになり、フジロックも何回か行った。昔のラインナップは最強だった、もっと前に行っておけばとちょっと後悔した。
最近はめっきりいいと思えるアーティストが減ってきた。これが加齢というものか。
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