英語学習にとって英語の勉強を続けるモチベーションはやりたいことの本気度で変わってくる。
私の場合、かつては大学院留学だったが、これがあったおかけで英語に真剣に取り組むことができたし、実際に行ってみて本当に価値のある経験ができた。その時の心境は単に留学したいというような漠然としたものではなく、このまま大学通って就職しても営業マンとして生きるだけだ、そんな先が見えている人生は嫌だ、と本気で考えていたから真剣に勉強できた。今は営業をやってみたいという気持ちがあるが、それは既製品や既存のサービスを売るというようなものではなく、自分で考え、自分で作ったものを売り込むというゼロイチができるようになったという自信からである。もし大学卒業してそのまま就職していれば、ノルマに追われて上司にあれこれ指図されて文句言われるだけの仕事しかできなかっただろうし、そんな人生だっと思うとゾッとする。
二つ目は日本って経済的にはもう駄目だと信じていたから、普通に就職しても満足するだけのお金は稼げないと考えていた。20年前とどれほど経済的に苦しくなったかは見た目にはわからないが、貧困層が増え、可処分所得も昔に比べれば確実に少なくなっている。消費税だけでも5%は減っている。20年前に予測したことが現実化している状況をみるとやはり学生時代に頑張っていて良かったと思う。今ではプログラミング(ウェブ系、データ分析系)ができるし、情報ソースを日本語だけに頼る必要がないので自分で勉強できる、かつ歴史を学んだおかげで情報リテラシーがある。情報リテラシーがあれば投資などデマやウソが大半を占めるギャンブル地帯で収益を上げることが可能になる。プログラミングができれば場所に依存した働き方から脱却できる可能性が高くなる。
このように自分がどうなりたいかと英語を同化して考えることにより、なぜ英語を学ぶかが明確になり、モチベーションがアップする。今の目標は海外移住である。普通に小中高大学と出た場合、そのまま日本人として生きることの価値がどれほどあるのか甚だ疑問である。良い大学を出たとしても大企業に就職できるだけである。高度に細分化された組織の中で自分の能力が発揮できる場所は限られており、その中で学ぶことは多くない。たとえ受験最高峰と言われる医学部に入ったとしても、勤務医であれば激務に追われる毎日となろう。仕事も実際のところルーチンワークがほんとんどだと思う。自分の判断で治療法を勝手に変えたり、薬を変えて実験してみるなどもっての外だ。どんなに高度な仕事であれ、ルールに縛られた仕事をするのは苦痛である。仕事の醍醐味はトライ&エラーの中で自分の技術を磨き、成長していくことにある。
そうすると日本で頑張ったところで先は見えている。そして全く面白くもなんともない、そして何の役にも立たない教科書というものを6年間も読み続けなればならない。極めつけはスクールカースト。これにより自発的な行動というものが、周りの圧力により制限されてしまう。イジメとは別物であり、見た目にはわからないので規制のしようがない。もちろんアメリカでもどこでもあるわけだが、適用範囲が主に恋愛に限られており、何か目立つことをやったからといってイジメの標的になったりはしない。
ということでどれだけ本気で海外に移住したいと思うかで日常の行動が変わってくる。まずはモチベーション維持のため、教育移住について調査してみようと思う。ヨーロッパ系はまだまだ学費が無料のところが多く、仕事さえあれば自活していけそうなので一つ一つ見ていこうと思う。
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