子供もだんだん大きくなり、海外移住するモチベーションが上がってきた。どこに行くのがいいのか色々調べてみたが、とりあえずはオランダがいいと思う。しかしまずは日本にいるデメリットを述べておく。
私にとって日本に住んでいてメリットを感じるのは食事ぐらいである。しかしどんどん海外から野菜、肉などが輸入されるようになり、原材料から危険な状態になってきている。日本製でも加工品であれば何が入っているか知れたもんじゃない。実際、がんの羅漢率、死亡率が上昇し続けているのは基本このためである。
まとめるととにかく自由が無い。暗記、つまりインプット学習中心は効率が悪く、アウトプットをうまく組み合わせないと効率的な学習効果を得られない。そして日本の教育で一番欠けている点がアウトプットする環境である。英語で言えば実際に英語を話す機会であるし、数学でいえばその知識を使う機会である。自分でアプリを製作する、とか数学の問題をプログラミングで解く、などを行えば数学がどのように役に立つか実感できる。このような機会が無く、単にインプット学習のみを強制すれば大概は失敗する。
一方で海外で生活するとこのアウトプットの部分がかなり解消される。語学の分野ではまさに生きたアウトプット環境がある。何より個性を追求した教育制度が充実しており、何をやりたいかが明確になっていればそれに合わせて教育を自分で設計できる。科学的な教科は言語とほぼ関係ないため、そこの部分で自分の長所が分かり、追いつかない国語の部分を補うため、より一層学習しようという意欲がわく。プログラミングに早くから親しんでいれば様々な場面で活用できる。
英語圏は基本的に高すぎる。義務教育でも現地の学校に通うだけで100万以上かかる。さらに生活費もかかるとなると、年間500万は確実に必要だろう。子ども二人だと600万以上である。これは現実的ではない。EU圏だとまだまだ教育費は安く、大学でも無料というところもまだかなりある。安いから教育水準が低いということもなく、むしろ高いと感じる。とはいえ、学校外の活動もさせるのであればそれなりに費用は掛かってくると思う。そうなると教育費が浮くだけでかなり生活は楽になる。
ヨーロッパの中でもオランダが良い理由はビザがとりやすいということである。リモートでできる仕事があればもうそれで条件は満たされる。現地で起業する必要があるが、100万も資金があれば十分である。オランダは大学の費用が掛かるため、若干デメリットはあるが、それでもこの先人生を生きていくうえでお金では買えない経験が得られるのであればいかない理由はない。
海外で生活するメリット。それは囚われない、自由な心をもてることにある。日本は自分を表現するということにおいて後進国。しかしこのことに気が付けるのは実際に海外で生活した経験が無いと無理だろう。だから多くの人が家を買ってその場所から動けなくなる。不動産はいらない。絶対。
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