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加算名詞と不加算名詞との違いのイメージをまとめておく。
ライティングの場合、進行形をとる場合と現在形をとる場合の違いについて考えこんでしまったことはないだろうか。liveなどは動作が長い間続いているので現在単純形が使われる場合が多いと思うが、living という形でも頻出する。リーディングやリスニングだけの学習をしていると見過ごしてしまいがちであるが、英語の意味を正確に読み取れるようになるには非常に大切な概念である。
日本語の丁寧表現は単なる言葉の表現の違いである。しかし英語の場合は、過去形のもつ距離感で表現する。距離感とは、時間的なものだけでなく、相手からの距離感であったり、現実からの距離感であったりする。相手からの距離感はwould you ~だったり、could you~などの助動詞の過去形を用いる場合が多い。現実との距離感は仮定法である。この三つはそれぞれが排他的ではなく、相互の使われる場合が多い。つまり、現実との距離感を表現する仮定法で丁寧な表現を行ったりする。「私は行きません」とはっきり言いきるより、「予定がなければいくのだけど(実際は行かない)」と言ったりする。日本語の場合は仮定法というより、理由の内容を重視しており、仮定法そのものを丁寧な表現とは言わない。したがって仮定法を用いる場面は主にそういった相手の距離感をおもんばかった場合であり、これはなかなか馴染みがなく、日本人が仮定法を使いこなせない理由となっている。
次の問題を考えてみよう。
英語の動詞は主語の状態や動作を表すが、詳細に叙述するには「時制(テンス)」に加えて「相(アスペクト)」という概念が非常に大切である。